づこです、こんにちは。
産後クライシスって言葉、ご存じでしょうか?
出産を機に、良好な夫婦の関係が急に悪化する状態を「危機(クライシス)」と捉えたもので、2012年のNHKのテレビ番組に登場したのをきっかけに、ここ数年で広まった言葉。
ママ向けアプリやwebサイトを運営している株式会社カラダノートが2019年に行った調査では、6割以上のママが「産後、夫への愛情の冷え込みを感じたことはある」、つまり産後クライシスを経験したという結果に。
https://corp.karadanote.jp/archives/2676
多くの家庭で産後クライシスが起きているんだなと少々驚きました。
づこ
ありがたいことに我が家には産後クライシスがありませんでした
づこ家に産後クライシスがなかった理由は、夫のある一言がきっかけでした。
我が家の体験を踏まえながら、産後クライシスを回避するためにパパができることを紹介します。
パパは産後のママに「自分の時間」をあげよう
パパができる簡単なたった1つのことが、ママへ1人になれる「自分の時間」をあげることです。
づこ家も夫が1人時間を私にくれた結果、1年経った今現在も産後クライシスは訪れていません。
育児の不安に押し潰されそうだった私を救った言葉
夫くん
見たい映画、見に行っておいでよ
2か月過ごした里帰り先から引き上げ、これから1人で育児をしていくことに不安でぼろぼろ泣いていた私に夫が言ったのは、そんな一言でした。
この一言と、夫に息子を預けて1人映画を見た1時間半のおかげで、張り詰めていた気持ちがふっと楽になったんです。
それ以降ちょくちょく夫が息子の面倒を見てくれるおかげで1人の時間を確保でき、夫婦関係を良好に保てています。
どうして「自分の時間」なのか
赤ちゃんが生まれるまで当然のようにあった「自分1人の時間」というものが、ママは突然奪われます。
赤ちゃん中心の生活で、ママ本人の気づかないところで「自分の時間」がないことでメンタルをめちゃくちゃ消耗しています。
パパがママに「自分の時間」を作ってあげることで、疲れてしまった心を休ませることができるんです。
また、その時間だけでも赤ちゃんの世話を全面的にパパがすることで、ママとの育児への意識の差を埋めることができるでしょう。
づこ
夫への愛情が冷え込む原因は、産後も変わらぬ夫の意識や言動がきっかけという意見が多いようです
ママに「自分の時間」をあげるために
産後のママに「自分の時間」を用意するために、パパは赤ちゃんのお世話をできるようになりましょう。
ママにできてパパにできないことは、子供を産むことと、母乳を出すことだけです。
「親」として、パパにできないことはほぼありません。
ママも「親」になるために必死に頑張っています。
パパも一緒に頑張っていきましょう!
早いうちにやろう
早いうちにママへ「自分の時間」をあげたほうがよい理由が3つあります。
産後クライシスの始まりは産後すぐから産後3ヶ月以内
カラダノートが行った調査では、愛情の冷え込みを感じ始めた時期について、7割以上が「産後すぐ〜産後3ヶ月以内」に愛情の冷え込みを感じ始めると回答がありました。
つまり早いうちにパパが行動を起こせなければ、ママの気持ちが離れていってしまう可能性がぐんと高くなります。
赤ちゃんのお世話に必要な知識が大きくママと離れていない
産後早い時期であれば、ママもそこまで育児に慣れていません。
夫婦の育児に関する知識と意識の溝は早めに埋めた方が楽です。
お世話内容が少ない
月齢が低いほどお世話の内容は少ないので、吐き戻しなどをしてないかだけを注意すればパパ1人でのお世話が難しいと感じることが少なくなります。
月齢が上がるほど泣く理由が複雑化していきますし、離乳食も始まってくると、いきなり1人でのお世話は難易度が上がってしまいます。
そうなってくると、ママも心配でパパに赤ちゃんのお世話を任すことが難しくなるでしょう。
簡単なうちから赤ちゃんのお世話に慣れていって、ママに「自分の時間」を提供できるようになりましょう。
赤ちゃんのお世話で基本的なことが分からない場合は、こちらの本がおススメです。
パパから言おう
呑気なパパ
ママが言ってきたら考えよっと
残念ながら、多くのママは言ってきません。
そのまま産後クライシスへ一直線です。
産後ママはホルモンバランスも安定せず精神的にも追い詰められているので、人に頼ることができずに全て抱え込もうとしてしまいます。
最初は積極的にパパからママへ声をかけてあげてください。
まとめ
産後クライシスを防ぐためには、子供が産まれてからパパの意識の変化がどうしても必要です。
意識改革を行うきっかけに、ママへ「自分の時間」をあげることから始めてみませんか?
きっとより良い夫婦関係を築いていけるはずです。
参考: