づこです、こんにちは。
我が家はダイニングテーブルを置いていないので、食事はもっぱらリビングのローテーブルです。
赤ちゃん用ハイチェアは国内外問わず様々なメーカーから数多く販売されていますが、木製のしっかりとした赤ちゃん用ローチェアはほとんどないのが現状です。
づこ
床暮らしする国ってあんまりないから仕方がないのかなぁ
息子には正しい姿勢で食事の習慣を身につけてほしいと思い、yamatoya(大和屋)のすくすくローチェアを選びました。
1年ほど息子に使ってもらったところ、一度も倒れたりすることなく素晴らしいローチェアで、選んで正解でした。
そんなすくすくローチェアを親目線から使いやすさなどレビューしていきます。
2021年10月に椅子とテーブルがセットになった「すくすくローチェアⅡ」としてリニューアルされました。
づこ
椅子+テーブルの価格が13860円→12100円と、1760円お得になりました!
大和屋のすくすくローチェアとは
大和屋のすくすくローチェアは、大和屋の看板商品ハイチェア「すくすくプラス」の機能をほぼそのままに、2019年にローチェア化した商品です。
家庭用学習机のしっかりした木製椅子を、赤ちゃん用にしたような作りをしています。
赤ちゃん向けローチェアで、ここまでしっかりした姿勢で座らせることができるローチェアは他にないと思います。
すくすくローチェアのメリット
息子に1年間すくすくローチェアを使ってもらって実感したメリットを紹介します。
そう簡単には倒れない安定感
椅子の脚が奥行40cm幅40cmと広く作られており、重さも5kgあるので今のところ1度もひっくり返されたことはありません。押して歩いたりはします。
食事中立ち上がったり脱走しますが、一度もぐらついたことはありません。
他所で折りたたみタイプや軽いローチェアを使わせてもらったことがありますが、簡単にひっくり返され、椅子の上で立ち上がったとき椅子ごと倒れそうになってとても危険だなと感じたので、すくすくローチェアの安定性は本当に素晴らしいです。
正しい姿勢で座れる
背もたれと座面は90度となっていて、子供を座らせるととても姿勢がよく見えます。
足置きがかなり広く作られているので、しっかりと足をつけて食事ができます。
づこ
息子は最近足置きに座るのがブームなようです
うっかり座ってしまうほどのゆとりある足置き
7か月~5歳まで長く使える
座面が4段階、足置きの高さが3段階変更できます。ローチェアでここまで調整ができるものは他に聞いたことがありません。
離乳食期から使えるローチェアは使えても3歳頃までのものが多いんですが、すくすくローチェアは座面と足置きの調整が細かくできるおかげで、小学校入学前くらいまで使えます。
大人になるまで使えるハイチェアに比べてローチェアは買い替えが3歳で面倒だなぁと思ってたんですが、小学校に入るまですくすくローチェアで、それ以降は大人と同じ床生活でいけそうです。
もしもの転落もローチェアなので安心
ハイチェアでは怖くて目が離せませんが、すくすくローチェアなら転落防止用ガードがついているし、転落したとしてもすぐに床なので安心です。
づこ
今のところ落ちたことはないですし、ガードを越えてもすぐ床に足がつくので上手に脱走しています…
ローチェアなので転落防止用ガードを外せば自分で座れるようになります。我が家は1歳7か月にガードを外してみましたが、自分で座ってはしばらく大人しくしてくれるので助かっています。
すくすくローチェアのデメリット
メリットだらけのすくすくローチェアですが、使っていると感じるデメリットもいくつかありました。
かさばる
すくすくローチェアは足置きまで含めると奥行49㎝幅40㎝と大きめです。
座面も広く作られているので5歳頃までゆったり座れますが、折り畳むこともできないためけっこうリビングでかさばります。
重い
すくすくローチェアは重さが5kgあるおかげで素晴らしい安定性なのですが、掃除の時など移動させる時には少々重たく感じます。
別売りのテーブルをつけると6㎏になります。
重さと安定性はトレードオフですね。
ローチェアの中では比較的価格が高い
ハイチェアだと大人になるまで使えるし少々高くてもいいかと思えるのですが、すくすくローチェアは対象年齢は5歳頃までとなっていて、お値段は定価10,780円です。お値段的にハイチェアとあまり変わりません。
一般的な赤ちゃん用ローチェアは、豆イスなど安いもので1,000円程度、木製の折り畳みタイプでも7,000円程度が相場です。構造上1万円越えは仕方がないなと思いますが、やっぱり安いローチェアにも目がいっちゃいます。
テーブルが別売りでした
すくすくローチェアは専用テーブルが別売りで3,080円となっていました。
折り畳みタイプのローチェアはだいたいテーブルがセットになっているので、別売りで3,080円はちょっと高いです。ローチェアとテーブルを一緒に買うと13,860円になります。
我が家もテーブルを買うか悩んだのですが、同じローテーブルで食事を食べるのはしばらく危険だろうと思いテーブルを買いました。
転落防止用のガードを外した1歳7か月頃からは同じローテーブルで食事をするようにしていますが、親の食事にスプーンを突っ込んだりするので目が離せません。
脱走される
すくすくローチェアに限る話ではないと思いますが、脱走されます。1歳を過ぎた頃からはテーブルの横をまたいで上手に降りれるようになりました。
別売りでセーフティチェアベルト(2,970円)がありますが、縛りつけてまで食事させなくてもいいかと購入していません。
転落防止用のガードが月齢の小さい頃は脱走防止に一役買ってくれます。
ちなみに別売りテーブルを使うと、テーブルの前面を持って立ち上がりやすくなるようです。
転落防止用ガードをつけていると使えるスタイが限られる
すくすくローチェアを買う前にベビージョルンの食事用スタイを買っていたのですが、いざスタイを使おうと思ったところ転落防止用ガードに当たってしまい、装着できませんでした。
すくすくローチェアの購入を検討する場合は、スタイはプラスチックやシリコンの立体的なものを選ばないようにした方がいいですね。
すくすくローチェアのオプションは必要か
すくすくローチェアにはいくつかのオプションがあります。
我が家ではテーブルのみを購入しました。
テーブルのサイドに食べかすがけっこう詰まるので、テーブルマット(2,970円)があれば楽だったなと思います。しかしちょっと高かったので買いませんでした。
チェアクッションは食べこぼしですぐ汚れそうですし、買いませんでした。座板も足がおろしやすいように波型になっていますし、角はしっかり丸く作られているので当たって痛いことはないです。
すくすくローチェアⅡになってパワーアップ!
十分な機能を兼ね備えていたすくすくローチェアですが、2021年10月にすくすくローチェアⅡにパワーアップしました。
リニューアルでの変更点は
- 別売りだったテーブルが最初からセットに
- 椅子+テーブルのセット価格でこれまでより1760円お得
- 座面の奥行きを変えてもテーブルに干渉せずに落下防止のガードが使えるように
- 足おき板の強度をアップするサポートパーツを追加で子供が乗っても安心
かなりパワーアップしたのに価格もお得になっていて、正直、今から買う人が羨ましいです。
すくすくローチェアのテーブルはいつまで使えるか聞いてみた
すくすくローチェアで使えるテーブルはとても便利ですが、具体的に何歳くらいまで使っていいものか疑問に思ったので、販売元の大和屋に直接聞いてみました。
大和屋から
- すくすくローチェアはテーブルの使用を1歳位までを想定して設計されている
- 2歳の段階でガード、テーブル、いずれも子供の成長に必要ないのではという考え
との回答をいただきました。
すくすくローチェアⅡでは座板を動かしてもテーブルとガードが干渉しないようになっていますが、設計ではあまり大きくなってまで付属のテーブルを使うことを想定していないようですね。
2歳になったけどいまだにたまに使っています
すくすくローチェアをおススメできる人できない人
1年間yamatoya(大和屋)のすくすくローチェアを使ってみて感じたのは、オススメできる人とそうでない人がはっきりと分かれる商品だということです。
オススメできる人
- すくすくローチェアの置き場所を確保できる人
- 成長に合わせて途中でローチェアを買い替えたくない人
- 赤ちゃんによい姿勢でご飯を食べてほしいと考えている人
オススメできない人
- 省スペースに置けるローチェアが欲しい人
- ダイニングテーブルがある、または購入予定がある人
- しっかり座れるようになったらローチェアの買い替えを検討している人
まとめ しっかりしたローチェアが欲しいなら第1候補はすくすくローチェア
すくすくローチェアを使ってみて感じたメリットデメリットなど紹介しましたが、我が家はすくすくローチェアを選んで本当によかったと思っています。
づこ
最近では食事以外にお絵描きやタブレット動画を見るときに座ったりもしているよ
離乳食に向けてローチェアの購入を検討しているなら、yamatoya(大和屋)のすくすくローチェアⅡを候補に入れて、他社のローチェアとの比較対象にしてみてはいかがでしょうか。リニューアルされてから益々おすすめです。
最後までお読みいただきありがとうございました。