amazonを利用したことがある人なら、電子書籍専用デバイスの『Kindle Paperwhite』(キンドル ペーパーホワイト)を一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
づこ
数年悩み続けたKindle Paperwhiteを、ついに買った…
本を読むためだけの端末に1万円近く出すことにかなり抵抗があったんですが、実際購入して使ってみると生活が一変するほどに最高だったので、どうして今まで買わずにいたのか本当に自分を疑います。
Kindle Paperwhiteで読書三昧になり、うっかりブログ更新が止まっていました。
とても良い買い物だったと思えるKindle Paperwhiteを、本屋で働いていたこともあるそこそこ読書好きのづこが紹介します。
Kindle Paperwhiteを買った理由
私がKindle Paperwhiteを買うに至った理由は下記のような5つの理由です。
- 育児で忙しく本屋にゆっくり行く時間がなくなった
- 出産で仕事をやめてしまったため、収入がなくなり本をあまり買えなくなった
- 結婚当時に買った本棚がすでに本で溢れており本が増やせない
- 紙の本だと子供にぐちゃぐちゃにされるのですぐ出せるところに置いておけない
- スマホで小説を読んだら目が死んだ
Kindle Paperwhiteはこの全てを解決してくれる私にとって最高の読書専用端末でした。
Kindle Paperwhiteのメリット
Kindle Paperwhiteを購入してみて感じているメリットを紹介します。
スマホに比べ目が疲れにくい
Kindle Paperwhiteはe-ink(イーインク)という技術を使ったディスプレイを使っているので、本当に紙に印刷されているような読み心地です。
スマートフォンやタブレットは目に向けて光を当てるバックライトを使っているせいで目が疲れるのですが、e-inkスクリーンにはバックライトが必要ないので目に優しいのです。
うさぎ
スマホで八咫烏シリーズ一気読みしたら目が死んだよね
合本 八咫烏シリーズ 第一部【新カバー版】 (文春e-Books)
づこ
Kindle Paperwhiteではすでに8冊ほど本や漫画を読んだけど、目がしんどくない!
画面を照らすフロントライトがついているので、暗い所でも読書ができます。
明るい陽射しの中でも、スマホやタブレットのようにまぶしい光の反射もないすごいスクリーンです。
本の置き場所を気にしなくていい
最近新しい本を買えない&読めない原因の1つが「本棚に空きがないから」だったのですが、Kindle Paperwhiteを買ったことでその悩みが全て解決しました。
書籍のデータは全てKindle Paperwhiteの中です。
Kindleに入りきらない場合でもamazonのクラウドに無料保存されているので、読みたくなったらダウンロードするだけです。
本の置き場所を気にしなくてよくなったので、積読が捗りそうです。
読書に集中できる
Kindle Paperwhiteには読書をする以外の機能がほぼついていません。
スマホやタブレットで本を読んでいたら、ついゲームアプリやTwitterを開いたりしてしまいますが、Kindle Paperwhiteにはそういった機能がないのでとにかく読書できます。
本屋で手に取らないような本を読める
Kindle Paperwhiteを購入時に200万冊以上の本・マンガ・雑誌・洋書を読み放題のKindle Unlimitedが3カ月分無料でついてきます。
本屋では買うことがなかったジャンルの本も気軽に読むことができるので、積読が捗ります。
Kindle Unlimitedは4か月目から月額980円ですが、本1冊分の値段もしないのでかなりお得だと思います。
片手で読める
文庫やハードカバー、マンガなど両手で開かないと読み辛いですよね。
Kindle Paperwhiteだと片手で持てるサイズと重さなので、料理中に鍋を混ぜながらでも本や漫画を読むことができます。
ながら読書をするのに最適な端末だと思います。
紙のように破られる心配がない
小さい子供がいると紙製の本は気をつけていてもしゃぶられるか破かれるかの運命なのですが、Kindle Paperwhiteは防水機能がついた端末なので、子供が本気で床に叩きつけられたりしない限り本が読めなくなる心配がありません。
Kindle Paperwhiteのデメリット
Kindle Paperwhiteに感じたデメリットを挙げていきます。
値段がそこそこ高い
Kindle Paperwhiteは定価で13,980円で、10月のプライムデーで値下がりしても7,980円と、読書以外ほぼ機能がない端末のわりにそこそこお値段が張ります。
元々読書量が少ない人がKindle Paperwhiteを買ったからといって本を読む量が増えるわけではないと思うので、自分にとって読書のウェイトがどの程度か考えてから購入を検討しましょう。
動きがもっさりしている
普段スマホやタブレットのサクサクとした動きに慣れていると、Kindle Paperwhiteの動きはもっさりしているなと感じます。
ページ送りだけならそこまで気にならないのですが、気に入った文にマーカーが引けるハイライトという機能を使うときは、動きがもっさりしていて範囲指定が少し難しいです。
モノクロ表示のみでカラー表示はできない
Kindle Paperwhiteはe-inkという技術を使ったディスプレイを使っているのですが、e-inkはカラーに対応していません。
カラーの雑誌や写真集を見るのには適さないデバイスです。
書籍を読む以外の機能はほぼない
読書に特化した端末なので、本当に他の機能がありません。
Kindle PaperwhiteでKindleストアを見て本を選ぶこともできますが、上記のように少々動きが遅いのとモノクロ表示なので、スマホやパソコンで読みたい本を探す方が早いです。
Kindle Paperwhiteの購入をオススメできる人・オススメしない人
Kindle Paperwhiteを購入し使ってみて、オススメできる人とできない人がはっきりしそうなデバイスだと感じました。
Kindle Paperwhiteの購入をオススメできる人
元々本を読むのが好きな人
Kindle Paperwhiteは本当に本を読むことに特化した端末です。
私も紙の本派だったのですが、Kindle Paperwhiteはスマホで読んだ時のような違和感はなく快適に読書に没頭することができました。
忙しくてなかなか本屋に行けない人
本屋さんに行かなくても手元の端末やパソコンで読みたい本をサクッと選ぶことができます。
電子書籍なので在庫や本のダメージを気にしなくていいのも嬉しいです。
本棚がもういっぱいで本の置き場に困っている人
Kindle Paperwhiteという小さな端末1つで数千冊という本を持ち歩くことができます。
すごくワクワクしますよね。
Kindle Paperwhiteの購入をオススメしない人
これから読書量を増やしていこうと思っている人
Kindle Paperwhiteを買ったからといって、これまであまり読書に親しんでいなかった人の読書量が増えるようなデバイスではないと思います。
まずは紙の本か、電子書籍をスマホやタブレットで読む習慣をつけてみてから購入を検討しても遅くないのではないでしょうか?
1つの端末で色々やりたい人
Kindle Paperwhiteは本当に読書しかできません。
1つの端末で色々やりたい人はAppleのiPadやamazonのFire HD 10 タブレットをオススメします。
雑誌や写真集といったカラーの書籍を見たい人
Kindle Paperwhiteはモノクロ表示しかできません。
カラーの書籍をたくさん見たい人はAppleのiPadやamazonのFire HD 10 タブレットをオススメします。
読み終わった本を売りに出したい人
読み終わった本を古本として売ってしまいたい人にはKindle Paperwhiteは全くオススメできません。
Kindle PaperwhiteはKindle unlimitedとセットで利用してこそ真価を発揮する
200万冊以上の本・マンガ・雑誌・洋書を読み放題のKindle Unlimitedは月額980円で利用できるサービスです。
毎月対象書籍が更新されますし、有名タイトルもたくさん並んでいるのに、月1冊以上読めばだいたい元が取れてしまうすごくコスパの高いサービスです。
Kindle PaperwhiteとKindle unlimitedの組み合わせは本当に最高です。
Kindle Paperwhiteを店頭で試そう
kindleシリーズは基本amazonで買えるのですが、一部の家電量販店では店頭販売を行っていたり実機を触ることができます。
https://www.amazon.co.jp/b?ie=UTF8&node=7254054051
私もたまたま寄ったヤマダ電機でKindle Paperwhiteを見つけ、実際に触ってみて購入を決めました。
実際の動きや見え方が気になる方は、ぜひ実機を体験してみてください。
おわりに
Kindle Paperwhiteを買って本当によかったです。
本を読むのが好きな人には刺さるデバイスだと思います。
購入を検討されている人の参考になれば幸いです!